■MY棋譜更新しました。
■リンク増えました。午後からはLPSAの1dayトーナメントを、昼間からビール片手に観戦。
第6回1dayトーナメント「ファミリーカップ」(ペア将棋)
今回は「ファミリーカップ」と称したペア将棋でのトーナメントということで、
植山・中井夫妻や中倉姉妹など6組が参加。
棋士夫婦が多いLPSAらしい企画だなあと思いましたが、
島井女流初段が出ないのはちょっと残念です。
さて、その1回戦では優勝候補の植山・中井ペアが、
即詰みを逃して敗退するという、ちょっとした番狂わせが。
これはその対局中の1コマ。中井ママ・・・・・

で決勝は松尾歩七段・香織女流初段の棋士夫婦ペアと、
大庭美夏・美樹姉妹ペアとの組み合わせに。
相振りから積極的に動いた大庭ペアが優位を掴んだものの、
終盤に致命的なポカがでて、松尾ペアに勝利が転がり込みました。
全体的な印象として、将棋自体はバタバタした感じのが多かったけど(笑)
ペア将棋らしい和気藹々とした雰囲気は、充分伝わってきてたと思います。
たまにはこんな企画もアリですな。
次回開催時は、ぜひ石橋女流王位にも参加してもらいたいッスね。
渡辺竜王とペアで・・・・・最強タッグ誕生(^^)
詰将棋 HOME PAGEによると、
現在の将棋のル-ルは既に室町時代には出来上がっていたようで、
その後江戸時代に、将棋とは独立した形で詰将棋のル-ルが完成したんだそうです。
現存する最古の詰将棋は初代名人である大橋宗桂(1555-1634)によって、
慶長7年(1602年)に作られたそうですから、実に四百年もの歴史があるわけですね。
だとすると大橋宗桂こそ詰将棋の生みの親だといえそうですが、
最初に思いついた人は、多分他にいたんじゃないでしょうかね。
こんな小話があります。
むかし、江戸にさる男あり。
この男いたって将棋好きなりしが、カニも顔負けするほどのヘタの横好きなり。
飯より好きな道なれど、負けることはよほど残念でありしか、ある日
家にこもりてひとり将棋を指し、敵の玉をいじめてひそかに鬱憤を晴らしていたり。
このこと、たちまち大江戸八百八町にひろまり、同様の好棋家をいたく喜ばしたり。
これがいまに残る詰将棋の創始者なり。
本当の話かどうかは知りませんが(笑)
なんとなくうなずけそうなエピソードのように聞こえませんか?
もしかしたら詰将棋のルーツは、意外とこんなところにあるのかも知れないですね。
ちょっと古い本ですが、中飛車党なら必ず目を通しておきたい一冊です。
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(一)
徹気、兵法にいう「実なればすなわちこれを避く」と。
気のすみやかなること、鋭くして当たり難し。
このゆえに敵の兵勢盛んにして、鋭きをばさえぎりてこれをうたず、
その気を通して、そのおくれたるをうつべし。
その盛衰を考えて、鋭なる気を通し、
そのあとへかかってうつときは、勝たざるということなし。
これまた兵法の秘事なり。
(一)
揚気、敵の気をおごらしめ、味方をいやしめ、
あなどるように仕掛けるを、揚気の術というなり。
(一)
没気、味方の勢いを盛んにして剛強ならしめ、
敵の気をしておのずから弱るがごとくならしむる。
これを敵の気を没すというなり。
(一)
止気、利を見て急にすくむ敵の気を止むること。
これを止気という。
(一)
抜気、敵の気盛んにしてくじき難きとき、
金鼓旌旗を用いて敵の思いもよらぬ山村里の中よりうち出し、敵驚きて心乱れるや、
その期をすてずしてうつをいうなり。
(一)
婉気、その気を婉曲ならしむることなり。
敵奇をするときは正となり、正とするときは奇となり、変化の自由なるを婉気という。
以上が、伊藤家口伝の将棋察気十カ条です。
将棋家元として有名な伊藤家の口伝書で、
兵法を基に将棋に応用したものです。
ある意味将棋講座のはしりといえるかもしれません。
以下は名観戦記者「陣太鼓」のペンネームで知られた、
故・山本武雄九段の著書「将棋実戦格言集」から引用したものです。
将棋は眼にて指すものにてはこれなく、ハラにて指すものに候。
(一)
満気、敵に利をあたえ、その気を充満せしめて、その怠るところをうつ。
これを満気というなり。
たとえば、甚だしき敵を半途にさえ切りうたんとするときは、その気盛んにして、
急には押さえとどむること難し。
わざとその利を得せしめて、その怠るところをうつときは、勝たざるということなし。
(一)
変気、敵の気の一方に落ち着いて堅く守れるを、手段を設け、
はかりごとをなして、その気を変転せしむる法なり。
(一)
散気、兵法にいう「敵を誤らすに多方をもってす」と。
敵の気を一定ならしめざるべく、あるいは見せ場を作り、旗を見せ、
旌旗、金鼓をうちならして、実かとすれば虚に変じ、手段を品々に替えて、
敵の気を四方に散らしむることなり。
(一)
遊気、敵の気をあしらい、計を設けて敵の手段を延引せしめ、
その事に油断ありて謀を忘れ、手段を設くる事なし。これを遊気というなり。
たとえば、敵味方相対して兵を労するとき、敵利を見て急にうたんとすれば、
優兵を設けて手段をなし、敵の気を会釈慰遊せしめて、その虚となるところをうつ。
これを遊気の術とするなり。
長いので、続きは次回に。
寄せは将棋の中でも、もっとも重要な部分。
本書は基本的な寄せの手筋をわかりやすく解説した、級位者向けの内容です。
初段を目指す方には恰好の教材となり得るでしょう。
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アマチュアに人気の高い右四間戦法の駒組みから攻め方までを、
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今回キロの参加した地区のA級参加者は、わずか6名。
上位3名が県大会に進出できるので、なんと2分の1の超高確率で突破です。
まあ例年この地区は参加者が少ないんですが・・・・・・・
人数が少ないので、総当りのリーグ戦にでもなるのかなと思ってたんですが、
一人3局ずつ指すリーグ戦という、やや変則的なシステムで行われる事に。
まず1局目は、60歳くらいの年輩の方。
やや苦しい展開でしたが、終盤追い上げて逆転勝ち。
2局目は一転して中学生くらいの子との対戦。
これも苦しい内容でしたが、相手の寄せ間違いにも助けられ辛勝。
3局目は敗れたものの2勝1敗で上位3位に入り、なんとか予選を突破しました。
来月の県大会が楽しみです。
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